お客様は、一度ご自身で手続きされ、不支給になったことにとても落胆されていました。

そこから私にお話があり、審査請求（不服申し立て）を私が引き受けました。審査請求をするに当たり、医師に診断書の再考をお願いしました。

そして、「処分を変更します」と厚生局からの決定書を受け取り、無事に支給が決定しました。

診断書を書いて頂ける病院がなく、当初は病院選びから始めました。

幸い、地域の相談センターのような所で嘱託医をされている医師が診断書を書いて頂けるとの事で、そちらの先生に診断書を頼みました。

相手への配慮ができない、自分の興味があることにしか関心を示さない、同じ洋服しか着ないなどの自閉症の特徴が顕著でした。

ほぼ引きこもりのような生活で、他人との接触はほとんどありませんでしたが、最近は生活訓練事業所に通い出したと伺っています。

就労するにはまだまだ訓練が必要だと思いますが、まずは生活訓練で規則正しい生活習慣を身に付けられ、就労できることを祈っております。